毎年恒例のアルカス映画祭まで1ヶ月を切り、映画祭まで待てな~い、どんな映画を観れるのか知りた~い、という声にお答えをして、ラインアップ7作品を1本ずつ、定期的に紹介しています。予告編動画へのリンクも貼っていますので、ぜひ、ご覧くださいね(´▽`*)
さて、ラインアップ作品紹介その6は、日本の頑固な和紙職人と韓国からやってきた落ちこぼれ女子の心の交流を描いた「つむぐもの」です!
つむぐもの
倒れても人の手は借りたくない頑固な和紙職人と、韓国からやって来た落ちこぼれ女子。交わるはずのなかったふたりの、魂と心が通いあう。
監督:犬童一利
製作年 2016年
製作国 日本
日本公開 2016年3月19日
上映時間 109分
配給 マジックアワー
【Story】無職になって実家にいづらくなり、ワーキングホリデーで福井を訪れた韓国人のヨナ。日本での仕事は越前和紙作りの手伝いのはずだったが、職人の剛生が脳腫瘍で倒れ、なんと介護をすることに!妻に先立たれ、一人暮らしの剛生は誰にも心を開かず、偏見にまみれた悪態をついてばかり。それでも勝気なヨナはひるむことなくぶつかっていき、やがて剛生の気持ちにも思いもよらぬ変化が訪れる…。
【チェック】石倉三郎、映画初主演にして役者人生50年の集大成。豪快な武闘派のイメージを封印し、職人魂を背中で物語る、大ベテランのこの心境地には誰もが胸を突かれるに違いない。映画の舞台は1500年の伝統を誇る越前和紙の里、福井県丹南地域と、百済時代の面影を残す扶余(プヨ)郡。国際交流、伝統文化の継承というテーマを織り交ぜることで、大変さばかりがクローズアップされがちな介護に新たな光を当てるのが本作である。
【上演日時】9月30日(金)16:05~17:54、10月1日(土)12:15~14:04
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©2016 「つむぐもの」製作委員会