こんにちは。
雨が降る前は少し蒸し暑く感じますね。
夏と秋の間を行ったり来たりしているようです。
さて、10/5(水)に、佐世保市立宮小学校へ行ってきました!
アーティストは、アルカスSASEBO音楽アウトリーチ1期生の、西川千穂さん(オーボエ)と増井ゆかりさん(ピアノ)!
子どもたちが音楽室に到着すると、なにやら準備をしている西川さん。
リードの調子を確かめながら音出しをされていたら、なにやら聞き馴染みのあるフレーズが聞こえてきましたよ♪
オーボエの音色にぴったりの「ロンドンデリーの歌」。
ピアニストの増井さんも登場され、一気にお二人の演奏に引き込まれていく子どもたち。
オーボエを初めて見る子どもたちばかりで、みんな目をキラキラさせていました☆
西川さんのテーマは「オーボエ奏者のお仕事」。
オーボエの演奏だけではなく、オーボエ奏者には欠かせない、リード作りも見てみよう!ということで、製作に使用するマシンを実際にみんなに見てもらいました!
興味津々の子どもたち☆大きな歓声が上がっていました♪
ブリテン作曲の「オヴィディウスによる6つの変容より 1.パン」では
絵を使って物語の説明をしてイメージをみんなの膨らませてから演奏をします。
イメージを持って聴いた曲だからこそ、子どもたちはたくさん感じたことがあったようでした★
「音の山みたい!」というおもしろい声もあがりました(*’▽’)
オーボエ奏者のお仕事は、他にもあるよ!ということで登場したのは、イングリッシュホルン!!
音色を聞いた感想を聞くと、「なめらかな声が聞こえた」「優しい音」「オーボエより低い感じがした」「オーボエよりゆっくりしたように聞こえた」という感想が出てきました。
集中して音を聞いて、感じたことをたくさん発表してくれる子どもたちに、笑顔があふれます(*´▽`*)
最後の「ソロ・ド・コンクール」では、まず4つの場面をワンフレーズずつ聴いてもらいます。
「どんな感じがした?」との質問に、「心が躍っているみたい」「明るくて楽しい!」という素敵な表現が!
豊かな感性で、素直に、そしてしっかりと音楽に触れて感じ取ってくれることに感動しました!
「ソロ・ド・コンクール」は少し長めの曲ですが、最後まで集中して身を乗り出しながら聞いていた子どもたちがとても印象的でした。
最後に、西川さんからは「好きなものを大事にして過ごしてくださいね」というメッセージが届けられました。
宮小学校のみなさん、ありがとうございました!
とても素直に音楽に向き合い、感じたことを積極的に伝えてくださり、私達にもたくさんの学びがありました♪
これからも、もっともっとたくさんの音楽や芸術に触れて、今以上に想像力や感性を伸ばしていってくれたら嬉しいです!