堀米ゆず子と仲間たち
2014年10 月24日(金)
一般4,000円
学生2,000円
アルカスクラブ先行発売中
一般プレイガイド発売 7月26日(土)
堀米ゆず子と仲間たち
ヴァイオリニスト堀米ゆず子と、山口裕之、N響ヴィオラ奏者の佐々木亮とクラリネットのチャールズ・ナイディック、チェロのユリウス・ベルガーという豪華メンバーによる室内楽コンサート。モーツァルト、ブラームスの名曲をお届けします。
<予定曲目>
クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581(モーツァルト)
クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op.115(ブラームス)
<出演>
堀米ゆず子(ヴァイオリン)
1980年エリーザベト王妃国際音楽コンクールで日本人初の優勝を飾って以来、ベルリン・フィル、ロンドン響、シカゴ響、アバド、小澤征爾、ラトルなど世界一流のオーケストラ、指揮者との共演を重ねる。アルゲリッチ、クレーメル、マイスキー、メネセス、ルイサダ、エル=バシャなど共演者も多彩で、室内楽にも熱心に取り組んでいる。マールボロ音楽祭、ロッケンハウス音楽祭、ルガーノ・アルゲリッチ音楽祭、など音楽祭への参加も多い。日本国内でも、オーケストラとの共演、リサイタル、室内楽など活発に行っており、2013年秋から3年間6回のシリーズ「J.S.バッハ/ブラームスプロジェクト」を東京と西宮で開催、大好評を得ている。CD録音も活発で、2014年3月には、チェコ・フィルとプラハで収録したブラームス:ヴァイオリン協奏曲/ヴァイオリンとチェロとの二重協奏曲がリリースされた。その他、モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集、ラロ:ヴァイオリン協奏曲集なども評価が高い。2010年12月にはBS-TBSのドキュメンタリー番組「未来へのおくりもの」でその幅広い活動が紹介され話題を呼んだ。ヴァイオリンを久保田良作氏、江藤俊哉氏に師事。現在、ブリュッセル王立音楽院教授。使用楽器は、ヨゼフ・グァルネリ・デル・ジェス(1741年製)。公式ホームページ:http://yuzuviolin.com/
山口裕之(ヴァイオリン)
ヴァイオリンを故鷲見三郎氏に師事。桐朋女子高等学校音楽科(共学)を経て、1976年桐朋学園大学音楽学部を卒業。1969年第23回全日本学生音楽コンクール(全国大会)1位。1975第44回日本音楽コンクール2位。1977年民音コンクール室内楽部門で1位なしの2位に入賞。1983年ゼフィルス弦楽四重奏団を結成。1988年から1991年までカザルスホールのレジデンスカルテットとして活躍。永年にわたって続いた、大学在学中からのオーケストラ活動を、2013年11月の定年を以てすべて引退。後進の指導に専念。1988年~2010年、21年間携わった東京藝術大学非常勤講師をはじめ、桐朋学園大学非常勤講師(1984~)、尚美学園大学客員教授(2006~)、東京音楽大学客員教授(2011~)等、多数兼任のまま現在に至る。本年度(2014年4月~)より、東京音楽大学教授。
佐々木亮(ヴィオラ)
東京芸術大学付属音楽高等学校を経て東京芸術大学卒業。在学中、安宅賞受賞。芸大オーケストラと共演。1991年、現音室内楽コンクール第1位、「朝日現音賞」受賞。1992年、東京国際室内楽コンクール(民音)第2位、「ルフトハンザ賞」受賞。1992年秋より、ニューヨーク、ジュリアード音楽院入学。1993年より2001年までアスペン音楽祭、1998年から2000年までマルボロ音楽祭に参加。Musicians from Marlboro Tour のメンバーに3年連続で選ばれ全米各地にて演奏。2000年にはマルボロ音楽祭50周年記念コンサートに出演。これまでに内田光子、ヒラリーハーン、ナージャ・サレルノ=ソネンバーグ、リン・ハレル等と共演し、好評を博す。2004年NHK交響楽団入団。2008年より首席奏者。桐朋学園大学、洗足学園大学、東京芸術大学附属音楽高校などで後進の指導にも当たっている。
ユリウス・ベルガー(チェロ)
1954年にアウクスブルクに生まれる。ミュンヘン音楽大学でウォルター・ライヒャルト、フリッツ・キスカルトに師事。その後ザルツブルク・モーツァルテウムでアントニオ・ヤニグロのもとで研鑽を積む。さらに、ザラ・ネルソヴァに学び、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチのマスタークラスに参加した。演奏活動と並行して教育活動にも熱心で、28歳でヴェルツブルク音楽大学の教授に任命され、ドイツの最少年教授となった。ヴェルツブルクを皮切りに、ザールブリュッケン、マインツ、そして2000年からはアウクスブルクと、次々と教鞭をとり、新たな才能の発掘と育成に力を注いでいる。現代作品にも熱心で、ジョン・ケイジ、細川俊夫、ソフィア・グバイデューリナの作品を収めた優れたCDは、世界中で話題となった。使用楽器は世界最古のチェロのひとつであるアンドレア・アマティの1566年製「シャルル9世王」。
チャールズ・ナイディック(クラリネット)
ミュンヘン国際音楽コンクール最高位、ナウムバーグ・コンクール優勝。その音色と技術で聴衆を魅了している。また、ピリオド楽器の卓越した演奏者としても知られている。これまでに、セントルイス響、ミネアポリス響、ライプツィヒMDR響、オルフェウス室内管、ロイヤル・フィル、読売日響、東京フィル等と共演。室内楽ではジュリアード弦楽四重奏団等と共演している。CDも多数リリースしており、オルフェウス室内管とのモーツァルトとウェーバーの協奏曲(ドイツ・グラモフォン)は名盤として名高い。最近では指揮活動も意欲的に行っており、サンディエゴ響とは指揮者、ソリスト、作曲家の三役で共演した。
中ホール学生ワンコイン会員対象公演
NBC Classic
助成:文化庁